平均樹齢60年超えのジュヴレの一級ラヴォー・サン・ジャック!凝縮感たっぷりで味わいは複雑。まさしく偉大なる1本!
1996年にネゴシアン「メゾン・ニコラ・ポテル」を創立し、ヴィニュロン目線の新世代ネゴシアンとして一躍脚光を浴びるも2009年に当時の親会社、コタン・フレール社と決別。自らの名前を冠した会社を去ったニコラ・ポテルは現在ボーヌ市内に入手した16世紀建立の古いセラーを改築し、そこを拠点に自社畑のぶどうを用いた「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」とネゴシアン部門「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」を運営。ベレーヌとはガリアの太陽神Belenosベレノスに由来しており、ボーヌ市の古い呼称。
ロッシュ・ド・ベレーヌでは従来のメゾン・ニコラ・ポテル時代よりぶどうの供給を受けていた栽培農家とドメーヌとの関係の多くをそのまま引き継いでおり、古木を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造りを変わらず実践。ワインはいかなる場合も補糖、補酸等を一切行わず、ヴィエイユ・ヴィーニュ表記をする場合は平均樹齢が50年以上としている。
ラヴォー・サン・ジャックといえば、ジュヴレを代表するプルミエ・クリュの一つで、デュガ・ピィやクロード・デュガ、アルマン・ルソーなどジュヴレのトップ生産者が所有するクリマ。
村の北側に位置し、標高325mの南東向きの畑。褐色粘土と化石を含んだ岩の混ざる土壌。コンブ(小渓谷)から吹く冷涼な風の影響を受ける区画。輝きのあるルビー色で。黒系果実、モカやビターチョコレート、燻製した肉の香り。谷を流れる風の吹き出し口に位置するため気温が抑えられ、素晴らしいバランスのとれたワインとなる。
ワインアドヴォケイト:91-93ポイント
eRobertParker.com #210 Dec 2013 Neal Martin (91-93) Drink: N/A
The 2012 Gevrey-Chambertin 1er Cru Lavaux St-Jacques has another beautiful bouquet: so pure and refined, unfurling in the glass with fresh strawberry and raspberry preserve ? hints of vanilla in the background. The palate is medium-bodied with fine tannins, good depth and structure with a straight-laced, “correct” finish that will demand 3-4 years to soften. This is very respectable and will reward cellaring.